渡辺謙主演てだけで、見ようかと思ったドラマでした。
『
刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』
HPを見ると昨年の「点と線」のドラマと同じ監督らしく、余計期待度アップ!
で・・期待どおりのいいドラマでした〜。
去年の点と線(私の感想は
コチラ)は、肝心の主人公たけしがイマイチだったので、今年の主人公は言う事なしでした。
でも実は、ドラマの作り自体は前者の方が良かった。
小説と実在の人物・・しかも刑事ものなので被害者の方や遺族の方が存命中という微妙な点が、やや中途半端な作りだったのかな?とも思いましたが、昨今のぺらぺらドラマと比べるとかなりの高得点!でした。
最近レッドカーペットで良く見る高橋克実の本職?も良かったー。(でもどうしても、チーム高橋を思い出してしまふ・・。)
他によかった俳優さんは、一夜に出てくる帝銀事件の家を抵当に入れてまで容疑者を逮捕しに行くお金を工面した浅野和之さん。出てきたのは少ないし、目立つ役柄ではないのに動的動作の多い役の渡辺謙の”受け”がうまいな・・と思いました。
次に容疑者の妻役余貴美子さん。いいですねー。出てくるだけで、生活の疲れが表れている・・。印象深いです。
そして何と言っても犯人役の萩原聖人。”落ちる(自供する)”までの息の詰まるやりとり、駆け引きが凄すぎる。
落ちるまでのふてた感じ、落ちる瞬間、落ちてからのすっきりと穏やかな様がはっきりと解る。久しぶりに彼を見ましたが、いい役者さんになりはったなあ・・と思いました。
(ツレ殿は元奥さんファンなんですが、私は演技力からしてこっちが俳優としては上だなあと思います。←で、対立・・(苦笑))
目立つ人々を上げましたが、他の俳優陣もたとえチョイ役でも本物の「役者」を使っているので、もう安心して見られました(^-^)
あ、いらないのあった・・。小泉孝太郎君ともう一人の女の子。
本物の俳優の中に居ると、彼らは「学芸会」。もう下手さが目だって目だって・・可哀相なほどでした。
でもHPではインタビューされていて、何で?って感じです。彼らの実力ならインタビューされる資格ないと思うんですけどね・・。
印象深いシーンは、やっぱり「日暮里の火事」で小原のアリバイが崩れそうなとき、上の指示を聞くために電話するシーン・・。
そう、「ここだ!」と思った時あんな緊張するよなあ・・。その間合い、タバコを吸うところとか・・こっちも息を飲みました。さすが謙さん〜〜!
細かいところは色々あるけど(とはいってもほんとに些細な所)、全体的に昭和の香りむんむんの・・ドラマでした。昭和三十年代って私はまだうまれていませんけど、自分の子ども時代に田舎へ行くと、「昔」が残っていてそれを目の当たりにしたので、ドラマも「懐かしい〜」と思いました。