私の好きな漫画 4 古代幻想ロマンシリーズ
2007 / 08 / 31 ( Fri ) 万葉集に懲りだしたら、昔読んだ漫画を思い出しました。
長岡良子さんの古代幻想シリーズの中の二冊です。他にもシリーズはあるのですが、この二冊はダントツに好きな本です。 前者は、天智天皇の皇后だった倭姫王の生涯。 後者は、藤原不比等が権力に登り詰めるまでのお話です。 不比等はともかく、倭姫は殆ど知られていない人だったので、 ちょっと少女マンガらしく甘いところはありますが、とてもきれいなお話でかなり好きでした。 久しぶりにゆっくり読み直したい漫画です。 以前も好きな挽歌を書きましたが、この長歌も美しいです。琵琶湖の風景と、夫を思う気持ちがでていて、「挽歌だけれども、相聞歌」とも言われるのがわかる気がします。 鯨魚取り 近江の海を 沖放けて 漕ぎ来る船 辺付きて 漕ぎ来る船 沖つ櫂 いたくな撥ねそ 辺つ櫂 いたくな撥ねそ 若草の 夫の 思ふ鳥立つ <意味> 近江の海、この海を沖辺はるかに漕いで来る舟よ 岸辺に沿うて漕いで来る舟よ 沖の櫂もやたらに撥ねてくれるな 岸の櫂もやたらに跳ねてくれるな 吾が妻の思いのこもる鳥、 その御魂の鳥が驚いて飛び立ってしまうから (萬葉集釋注〈1〉巻第一・巻第二 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) / 伊藤 博の訳) |
私の好きな漫画 3 百物語
2007 / 05 / 19 ( Sat )
同じ作者なのに、様々な画風になっているのがすごい。 江戸の町の描写も秀逸で何度読んでもあきない本です。本当に怖いのもありますが、不思議な感じのもあり、百ある物語はあきさせません。 最後の狐の話がなんとなく好き。 杉浦さんの本の中で尤も好きな本です。 |
私の好きな漫画 2 説経小栗判官
2007 / 05 / 11 ( Fri )
中世の「小栗判官」を漫画化。古典の入り口としてわかりやすいと思います。でもちゃんと近藤ようこさんの世界はあって、普通の読み物としても楽しめます。 他に近藤ようこさんの作品では「美しの首」もオススメ。(私もこの本が出会い)中世・近世が舞台の短編集ですが、残酷だったり悲しい場面が多いのだけれどシンプルで静かな画風のアンバランスで中和されています。 |
私の好きな漫画 1 イティハーサ
2007 / 05 / 10 ( Thu )
マンガですが、すっごく奥の深い話です・・! 出版当時は豪華本ででていて絵の美しさに引き込まれたのがはじまりですが、内容もとても濃いお話で(古代日本の時代の設定)、神と人とのかかわりが展開されています。 豪華本最初は買っていたのですが、実家からでて引越しを重ねるうちに手放してしまったのですが、話が完結して文庫ででなおしたということでやっぱりもう一度読みたくなり大人買いしてしまいました。 |
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