私の好きな漫画 4 古代幻想ロマンシリーズ
2007 / 08 / 31 ( Fri ) 万葉集に懲りだしたら、昔読んだ漫画を思い出しました。
長岡良子さんの古代幻想シリーズの中の二冊です。他にもシリーズはあるのですが、この二冊はダントツに好きな本です。 前者は、天智天皇の皇后だった倭姫王の生涯。 後者は、藤原不比等が権力に登り詰めるまでのお話です。 不比等はともかく、倭姫は殆ど知られていない人だったので、 ちょっと少女マンガらしく甘いところはありますが、とてもきれいなお話でかなり好きでした。 久しぶりにゆっくり読み直したい漫画です。 以前も好きな挽歌を書きましたが、この長歌も美しいです。琵琶湖の風景と、夫を思う気持ちがでていて、「挽歌だけれども、相聞歌」とも言われるのがわかる気がします。 鯨魚取り 近江の海を 沖放けて 漕ぎ来る船 辺付きて 漕ぎ来る船 沖つ櫂 いたくな撥ねそ 辺つ櫂 いたくな撥ねそ 若草の 夫の 思ふ鳥立つ <意味> 近江の海、この海を沖辺はるかに漕いで来る舟よ 岸辺に沿うて漕いで来る舟よ 沖の櫂もやたらに撥ねてくれるな 岸の櫂もやたらに跳ねてくれるな 吾が妻の思いのこもる鳥、 その御魂の鳥が驚いて飛び立ってしまうから (萬葉集釋注〈1〉巻第一・巻第二 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) / 伊藤 博の訳) |
遊び場所
2007 / 08 / 29 ( Wed ) 今は暑い夏なので、外で遊ばせるにも大変・・。
でも子供は走り回りたいだろうし、と思うので室内でたっぷり遊べる「こども未来館」へ行くのですが、火曜は休みなんですよね〜。 それで、一度行ってみたかったBALの地下のボーネルンドへ行ってきました。 子供が1時間600円⇒(会員になると500円。会員登録無料) 1時間過ぎると、15分毎に100円+されていきます。 大人は時間関係なしで一人200円かかります。 未来館は当然無料なので、そりゃあそっちの方が基本的にはいいですが、ボーネルンドもボーネルランドの華やかなおもちゃが多く、りみチュアは喜んでいました(でもキャラはないのがいい!)。 町へ遊びにでたときにツレ殿に子供を見てもらい、その間に外へ買い物にでたりできるので時々利用するには悪くないなって思いました。 スタッフの人も数人いて安心ですし。(でも子供には保護者は最低一人ついていないといけません) ちょっと大きい子には、大型遊具があって、子供たちも楽しそうでした。りみチュアにはまだ早いですけど。 BALは上に無印良品やジュンクもあるので、ゆっくり立ち読みもできます(笑)。 |
ルバイヤート
2007 / 08 / 27 ( Mon ) ツレ殿に勧められて、ペルシャのハイヤームの四行詩、ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1) / オマル・ハイヤームを読んでみました。
詩は実はそう好きではないのですが(短歌は好き)、これははまりました。訳がとても美しいのもありますが・・。 たとえば(上記本より)、 われらの後にも世は永遠につづくよ、ああ! われらは影も形もなく消えるよ ああ! 来なかったとてなんの不足があろう? 行くからとてなんの変わりもないよ ああ! よい人と一生安らかにいたとて 一生この世の栄耀(えよう)をつくしたとて 所詮は旅出する身の上だもの すべて一場の夢さ 一生に何を見たとて ・・妙に虚無感があるな・・みたいな。 かなり好きなタイプの詩です。短いのに凝縮されている感じ。 他にも、イスラム世界ではご法度の酒がもうこれでもかというくらいほめたたえ、飲みまくり・・。 ペルシャの人なので、若干アラビアからの宗教であるイスラムにちょっと距離を置いてみつめているようです。 最後にこれも好き。 われらが来たり行ったりするこの世の中 それはおしまいもなし、はじめもなかった 答えようとて誰にはっきり答えられようー われらはどこから来てどこへいくやら? なんだか、ゴーギャンの大作、 「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」を思い出しました。 ゴーギャンもいろいろあって、上の大作を書いたようですが、このハイヤームもいろいろあったようですね・・。 |
美山町
2007 / 08 / 26 ( Sun ) 天気がよかったのと父の墓が高雄の手前にあるので、墓参りのついでに遠出をしようと言うことで久しぶりに美山町へ行ってきました。道は知ってはいますがくねくねとして、峠をあがったり下がったりするたびにどきどき緊張します。でも市内よりは日差しはありましたが風が涼しく、きてよかったです。走っている途中で、コスモスが咲いていました。さりげなく季節は秋に近づいているのだな・・と思いました。 河鹿荘近くの由良川でりみチュアがはじめて水遊びをしました。きれいな川なので、水辺には小さいお魚がたくさん泳いでいましたが、りみチュアは良くわかっていませんでした(笑) でもたらいではない水遊びは新鮮なようで、お尻を濡らしながら(笑)、手でぱしゃぱしゃして大喜びしていました。(後で着替えたよ〜) ←なんだか「鉢かつぎ姫」みたいですね〜 ![]() 帰ろうといっても、 「いーーや!」 と言って往生致しました。 二つになったばっかりですが、二歳になる直前から「魔の二歳児」になっています(苦笑)。 |
萬葉集
2007 / 08 / 21 ( Tue )
この間、万葉仮名、書き下し文、訳、註のついている講談社の万葉集を読みましたが、今回紹介の葉、万葉仮名はありませんが、万葉集の前後の歌とを一緒に注釈し、また、背景とかも詳しく書いてある万葉集の本です。10巻あるので集めるのは苦労しそうですが、講談社の方で読んで好きな歌の多かった、巻10の入っているのを買ってみました。字も大きいし、丁寧な解釈文はやや難解な講談社のよりはわかりやすいです。だから、「万葉集事典」代わりに講談社の方を、より詳しい歌の解釈は集英社の方をと使い分けすると万葉集理解が深まるかなと思います。
次に欲しい巻です。相聞歌、東歌が入っています。 個人的にはより洗練されていく大伴家持よりもこつこつ素朴な上代の名も無き歌に心ひかれます。名もある歌人なら平凡だけど額田王かな。この人はやっぱりすごい。 君待つと 吾が恋ひをれば 我が宿の 簾動かし 秋の風吹く は大好きな歌でそらで言えます。額田王といえば秋のイメージ。 あとマイナーですけど、倭姫王(天智天皇皇后)の挽歌も綺麗です。 人はよし 思ひ止むとも玉蘰 影に見えつつ 忘らえぬかも 父の仇と結婚した人ですが・・その背景を考えると切ない挽歌です。 |
マニアックな史跡巡り
2007 / 08 / 17 ( Fri ) 早起きして、ツレ殿にりみチュアを預かってもらい、久々に一人ででかけました。早くでかけたとは言え、もうすでに日差しはきついです。でも京都と違って、風には排気ガスの臭いなどぜんぜんなく、むしろ熱いけど爽やかさを感じます。最初の目的地、本薬師寺跡に向かいました。 周辺に橿原市がホテイアオイを植えていて、毎年とってもきれいな紫の花を咲かせています。 今年は、ホテイアオイの他に蓮も奥のほうにあって、朝から素人カメラマンさんがたくさん撮っていました。蓮の花も繊細で美しいです。1枚目の奥の方にあるのが本薬師寺跡です。手前が蓮の花。左手の奥には畝傍山があります。 下の2枚目の写真がホテイアオイのアップです。きれいでしょう? 次に八木駅で降りて飛鳥川を渡って少し西へ行ったところにある、入鹿神社。大化の改新で惨殺された蘇我入鹿を祭っている神社です。神社の近くの道に江戸時代の人(「文化(1804−1817)」と元号が入っていました。何年かは忘れましたが。)が建てた標識があります。「公」と尊称が入っているので「逆賊」とされている入鹿ですが、この辺の人たちは入鹿を尊敬していたことがわかります。 一般的な歴史教科書には、「逆賊」とされている入鹿ですが、本当はどうなのか?ということがうかがい知れます。 本殿です。隣に仏起山普賢寺があり、大日如来が祭られています。同じ境内に神道と仏教が両方祭られているのが日本的ですね。本当に静かな神社です。参拝するときに鐘を鳴らしたら虫が落ちてきました。 入鹿は首を斬られて殺されたので、頭痛に悩んでいる人にはご利益になるそうです。私も頭痛餅持ちなので、治るといいな。 境内の草茫々の小さい土盛の上にある鄙びたお社です。何を祭っているのかわかりませんでしたが、ちょっと心惹かれたので撮りました。この神社は昔、入鹿の邸宅があった所らしいです。日本書紀にあり、最近の発掘調査でもでてきた甘橿の丘の邸宅が有名なのでちょっと意外でした。 あと、入鹿神社を北に向かうと、柿本人麻呂を祭る人麻呂神社もあるのでそっちも行きたかったのですが、時間が足りなくなるので今回は我慢。人麻呂もいろんな場所に神社があるので、ちょっと気になる人物です。水底の歌―柿本人麿論 (上) (新潮文庫) / 梅原 猛を読むと特に。 |
稲淵の棚田
2007 / 08 / 17 ( Fri ) 棚田の田んぼです。ツレ殿が写真を撮ってきてくれました。だいぶんと稲は伸びています。 棚田を始めた頃、「今年は冷夏」といううわさがありましたが、外れたようでよかった。 うちより早く植えた所は、出穂しているのもありました。 お米がたくさんとれるといいな。 今日は私もちょっと一人でお出かけしました。それは次回に書きます。 |
万葉集
2007 / 08 / 07 ( Tue ) 万葉仮名、書き下し文、訳、註がでて普通の文庫の値段です。でも訳が小さいのでちょっと読みづらいなぁ・・。でも万葉仮名を見て、昔の人の漢字の使い方が興味深く見ることができました。それにしても万葉集って奥深い・・。歌もごつごつしたイメージですが、でもその歌は結構心をとらえます。大伴家持位になるとちょっと洗練されてきますけどね。
万葉集に歌われた植物はたくさんありますが、生活に役立つ「ハーブ」がたくさんあり、それを集めた本です。写真付きなので名前だけで?な植物も「あぁこのお花なのね」ってわかります。ただ絶版・・。
英語の対訳がついています。難しい単語は少ないので日本語より意外とすっと意味がわかるかもしれません。この写真の井上博道さんはとても好きな写真家さんなので買ったというのもありますが。
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