---- 今日の風は何色?
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下鴨車窓「建築家M」を見に行ってきました。
博多まで行くのは久しぶり。天神とはまた違った活気がありました。

劇を見るのは久しぶりなのでワクワクしましたが・・、
入った途端壇上には窓と一面の壁らしきものがある丸い舞台の周囲にある(写真撮れたらわかりやすかったけどな)パイプ椅子に座り、観客がすぐ近くで見る、というスタイルでした。
慣れないスタイルなのでええのかな~って感じで座りました。
でもこの形は結構後から”きいて”きました。

丸い舞台には机とちょっと雑多なガラクタ、窓とその周辺の壁だけがあり、一部屋を現しているようです。その部屋で話は進行していきます。
舞台はとある田舎の村、村長の家(公邸?)の設計をしに建築家が来ます。その人と村長の秘書、村長の妻、村長の娘、犬ハンターとのやり取りがあります。そして登場しないけど重要なキーワード、「犬」

この犬は行方不明でそのために犬ハンターがやって来、建築家は犬の部屋を作らされ、それがうまくいかず悉くやり直しをさせられる。

たかが「犬」されど「犬」
犬がいないせいで生活がうまくいかない、と思い込んでいる神経不安定な村長の妻、親に反抗している娘、村長の秘書の頑なさ、ちょっとおかしい?犬ハンター。
みんな主張がてんでばらばらで会話になっているようで、皆微妙にずれている。最初はそうでもなかったけれど、だんだん不条理な、砂を噛んだ様な、いらいらするような劇で、そして最初に書いた”きいて”というのは、一室でやりとりをすぐ近くで聞いているので、何だか鑑賞者じゃなくて、中に居るような感じになってきたのです。(だから”いらいら~”と感情移入)
村長の妻と娘の激しいやりとりは、話せば話す程くっきりと溝が広がっていくのが面白かった。話は終わっていないのに「お茶を飲む?」ところっと変わるところなどめちゃリアリティあります。
建築家が図面を出すたびに駄目だしをされるところも、秘書が口では持ち上げつつも目が据わっていてコワイ、なんか・・会社とかでありそうな。
そして最後、ぱちん!といきなり本を閉じた様な終わり方も砂を噛んだようなじゃりっとした感じでした。

この「いらいらする」やりとりが、後半どんどん大きくなっていく過程がすごく面白いです。
イメージとしては現代音楽の不協和音がどんどんクレッシェンドになっていく感じです。

5/30-31には、広島でも公演があるそうです。上に書いたようなスタイルで見るのは福岡だけだったようで、広島はどのような形なのかわかりませんが、きっとまた違うスタイルで面白いとは思います(^^)




【2013/05/24 13:07】 | Diary
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