---- 今日の風は何色?
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安房直子さんの本は少しファンタジックで、静かな・・という言葉があっていると思います。
最初の出会いが、「きつねの窓」だったからかもしれない。少し脱線するけれど、きつねが出てくる話って、「ごんぎつね」を代表して、いつも背中に悲しみをしょっている雰囲気があります。(「てぶくろを買いに」はそうでもないけれど)
きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)
(1977/04)
安房 直子

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きつねの染物屋さんという設定が面白いし、最後がちょっぴり物哀しい。意外だけど、りみチュアにはうけて何度も読み返していました。

「くまの楽器店」。こちらは、物悲しい雰囲気はないんだけれど、安房さん独特の文体がやはり、今時の話し言葉や、親しみやすい文章とは違い、でも、突き放している訳でもない文体が静かな雰囲気は保っています。上質なファンタジーだな、って思います。
くまの楽器店くまの楽器店
(2009/08/27)
安房 直子

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前置きが長いですが、安房さんの文章は、いくつか読んだ本のイメージでは少し陰はあるけれど、綺麗なファンタジーを書く人、と思っていて、今回「ハンカチの上の花畑」を買ってみました。
ハンカチの上の花畑 (日本の創作児童文学選)ハンカチの上の花畑 (日本の創作児童文学選)
(1973/02/15)
安房 直子

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郵便屋さんが酒屋のおばあさんからもらったとっくり。そのとっくりの中には小人がすんでいて、とても美味しい「菊酒」を作ってくれます。条件は、人に話さない、商売にしない。でした。
でも奥さんにばれ、奥さんは旦那さんに内緒で菊酒を売ってしまう、という話。
この奥さんの心理描写がリアルでなんだか不気味。・・ホント子供向けの話?(別に変な表現や言葉がある訳ではありません)amazonのレビューはどれも良かったし、表紙の絵も可愛いのでチョイスしたんですが・・。
「舌切り雀」みたいに悪そのものの奥さんならまだわかりやすいけど、奥さんも普通の人だし、旦那さんも同じ。普通の人が道を踏み外したら・・みたいな不気味さ、その過程が妙にリアルすぎてひいてしまいました。
あ、結末は・・

あっけ、な感じで終わっています。
小学校高学年なら、また違うかもしれないけど、りみチュアはどうだろう・・?

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【2013/05/30 17:20】 | Books
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